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不動産会社での仕事①

「就職先の選び方①」のページで、不動産会社には「開発・分譲業者」「流通業者」「賃貸業者」「管理業者」という4つの種類があり、そのなかでも、宅建資格を活かすなら「流通業者」への就職がおすすめだと述べました。ここからは、その流通業者における実際の業務内容について見ていきたいと思います。

流通業者は「仲介業者」とも呼ばれる通り、不動産の売買の仲介が主な仕事であり、その中身は、不動産の売却を依頼された際の仲介と、不動産の購入を依頼された際の仲介の2つに大別することができます。

なお、売却を依頼された際の基本的な業務フローは「価格の査定→媒介契約の締結→販売活動→売買契約」。対して購入を依頼された際の基本的な業務フローは「希望条件の確認→物件の検索→現地案内→売買契約」となっています。
「売買契約」というゴールはどちらも同じですが、そこに至るまでの過程はそれぞれ異なることがおわかりいただけるかと思います。

引き続き、売却を依頼された際の業務内容についてもう少し詳しく見ていくことにします。
さきに紹介した業務フローの中で、業務の要となるのは「価格の査定」です。価格を査定するにあたっては、感覚的に行うことは認められておらず、その根拠を明示する義務が宅建業法という法律によって義務づけられています。

ちなみに具体的には、不動産流通近代化センターという団体が、土地・戸建住宅・中古マンションといった種別ごとに価格査定マニュアルを作成しているので、それに基づいて査定を行うのが一般的です。

ただし、宅建取得後に不動産会社に就職・転職した新人が最初に任されるのは、売却依頼に対する対応業務ではなく、購入依頼に対する対応業務の方です。
というのも、売却依頼時の売買契約を確実かつ早期に成立させるためには、価格査定の段階において、流通市場における妥当な価格を割り出すことが重要であり、そのためには、知識だけでなく経験が必要になってくるからです。

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