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不動産会社での仕事②

不動産会社(流通業者)での仕事には、不動産の売却を依頼された際の仲介業務と、不動産の購入を依頼された際の仲介業務の、大きく分けて2つの仕事がありますが、そのうち、宅建取得後に不動産会社に就職・転職した新人が最初に任されるのは、購入を依頼された際の仲介業務の方になります。

購入依頼時の仲介業務の基本的な業務フローは、「希望条件の確認→物件の検索→現地案内→売買契約」となっていますが、まず解説が必要なのが「物件の検索」かと思います。

異なる不動産屋を訪れたのに、同じ物件を紹介されたという経験をお持ちの人も少なくないのではないでしょうか?
実は、不動産の物件情報というのは「レインズ」というオンラインシステムによって共有されていて、そこに加盟している不動産会社であれば、誰でも同じ情報を見ることができます。業務フローの一番目「希望条件の確認」をした後は、その条件に合致した物件があるかどうかを、この「レインズ」によって検索することになります。

条件に合致した物件を現地案内し、お客さんが気に入ってくれたなら、いよいよ条件の交渉となるわけですが、これが一筋縄ではいきません。というのも、通常の営業マンであれば「対お客さん」に集中すれば良いのですが、不動産の営業マンは仲介業者ですから、お客さん(購入希望者)はもとより、売主に対する配慮も欠かせないからです。

特に価格については、買主の要望ばかりを飲んでいては売主を満足させることができませんし、逆に売主の要望ばかりを飲んでいては買主に買ってもらうことができません。言ってみれば、買主と売主という、利害の相反する同士をともに納得させられるような売買価格の交渉力が求められるわけです。

こうした交渉力というのも、宅建試験に合格したからと言って獲得できるものではありません。やはり不動産会社に就職した後に、先輩や上司のやり方を見ながら、努力と経験によって培っていくものです。
たとえ将来的には独立・開業をするとしても、まずは不動産会社に就職することが大事だというのは、このあたりにも理由があります。

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