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不動産会社での仕事③

引き続き、不動産会社での仕事について解説していきたいと思います。

前ページでは、不動産会社での仕事として「条件交渉」のステージまで確認しましたが、売買価格の条件などが無事まとまったら、それで終わりというわけではなく、その後にもやるべきことはまだまだたくさんあります。

まずは、販売する不動産の調査を行うことになります。
具体的な調査内容としては、売主(所有者)からの聞き取り調査、登記簿謄本などによる権利関係の調査、都市計画法や建築基準法に基づく法令制限などの調査、そしてガス・水道・電気などの設備関係の調査が必要になってきます。

また、実際に現地に赴いて、メジャーを使って土地の間口や道路の幅を測ったり、敷地境界を示す境界標の有無を調べたりもします。
不動産会社に就職するにあたっては、宅建資格に裏打ちされた不動産に関する高度な知識とともに、フットワークの軽さも併せて要求されることになります。

さて、一通りの調査と現地確認が済んだなら、いよいよ最後の「売買契約」のステージへと突入します。

ここでまず行うのが「重要事項説明書」の作成です。この書類では、登記に関する事項に始まり、私道の負担有無や給排水施設等の整備状況、手付金や損害賠償に関することなど、お客さんにとって重要な内容を明記・説明します。なお、「重要事項説明書」の作成業務は、宅建主任者の独占業務(詳細は別ページで解説)となっています。

「重要事項説明書」による説明が済んだら、媒介契約の締結、売買契約の締結、手付金の授受の順で進めて行きます。
ちなみに、媒介契約というのは、不動産会社とお客さんの間で交わす仲介手数料などに関する契約のこと。売買契約というのは文字通り、売主・買主の双方が署名押印することで交わす売買に関する契約のことです。

そして最後に、「重要事項説明書」で定めた額の手付金の授受が完了すれば、晴れて契約成立となります。
宅建取得後、不動産会社に就職してすぐの段階から、このすべてをひとりでやりきることは難しいと思います。ただし就職後にしっかりと経験を積み、それができるようになると、この上ないやりがいが得られることは間違いありません。

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